FX相場で勝つために必要と思う事
FX相場で勝つために必要と思う事
私のような駆け出しトレーダーが偉そうな事はあまり言いたくないのですが、自分の考えをまとめる意味と、今後の方向性を考える意味を含めて書かせていただきます。
まず裁量トレードであれ、システムトレードであれ、相場感覚を養成するということは必要であると考えています。
その相場感覚(相場観)は自己の内の感覚なので数値化できませんし、他者との共有もできません。
したがって必要であるにもかかわらず、それを他人に教えることもできないのです。
どんな教材でも、相場観に触れてはいても具体的な解説がされている教材を見たことがありません。
優秀な裁量トレードの教材でも単純にテクニカル分析、プライスアクション、インディケーターの数値に従っているうちはシステムトレードと変わらないんです。
ならシステムトレードならどうかといいますと、先の日記でも書かせていただきましたが、その時々の相場のボラティリティの変動などによって数値が変化していきます。
その時の相場に最適な数値に合わせてメンテナンスしていかなければ結果がついてきませんからシステムトレードといえど相場観は必要なのではないかと思います。
そのあたりは詳しくありませんので、システムトレーダーの方がどのようにお考えかはわかりませんが。
いまのところ、この相場観を養うには経験しかないというのが一般的ですが、相場感覚の養成法をある程度構築できたら公表させていただこうとは思っています。
次に相場は人の思いで作られていくものだという事が前提になっていますが、相場は静的なものではなく、たとえばスポーツのような動的なものだと思います。
つまり実戦的な動的トレーニングはどうしても必要であるということです(動画教材がおすすめな理由でもあります)。
したがって書籍のみの学習では限界があり、理解したつもりになるだけで、実戦には通用しません。
具体的には実際に動いているチャート、ローソク足の動きをよく見ることと、デモトレードではなく相場に参加してみるということです。
デモトレードと実戦トレードでは結果への責任感がまったく違います。
スポーツでも練習と実戦経験で得られるもの、学べることがまったく違うのと似ています。
最初は1000通貨でよいので実戦で経験を積むべきですし、その時の損失は授業料と割り切るべきです。
1000通貨ならたいした損失にはならないはずですし。
次に上記の2点と重なるのですが、やはり継続と深さです。
単に続けるだけではダメで、相場観を含め、深いところまで思考を深めていくことが必要です。
知識として学ぶことは実はそう多くはないんです。
実際に結果を出しているトレーダーさんもFXトレードに必要な知識は1週間もあればだいたい学べると言われているくらいです。
いろいろな思考をこらし、いろいろな角度からチャートと相場をみていく作業を続けていると、なにかしら気づきがあるものです。
そこから自分なりのトレード方法を構築していくしかありません。
繰り返しになりますが、トレード技術は相場感覚によるところも多く、トレード方法を他人と共有はできません。
スポーツや武道の試合で勝つコツも同じではないでしょうか。
名選手かならずしも名コーチ足りえず、というのも理解できます。
教えるのが下手なのではなく、教えていないのでもなく、伝えきれないんです。
あとは各人が自力でコツをつかみ取っていくしかありません。
※この日記は先の日記と合わせて読んでいただきたいと思います。