絶対相場観FXとは
絶対相場観FXとは
絶対相場観によるFXトレードとは特殊なトレード方法ではなく、いわゆる裁量トレードに分類されます。
トレードには裁量トレードとシステムトレードがありますが、要は人の感情や感覚がトレードに加わるかどうかという点に違いがあります。
ですが、裁量トレードは感覚のみで行うのかというと、それは違います。
テクニカル分析にはじまり、経済情報などのファンダメンタル的な分析も行った上で、そこに経験からくる感覚的なものをトレードの判断に使用しているという事です。
ただ、その割合はトレーダーさんによって、かなり違うようです。
絶対相場観によるトレードはその割合的に言えば、テクニカル、ファンダメンタルが1割、感覚が9割といったところでしょうか。
ここまで感覚の割合が多い裁量トレードとなりますと、裁量派の中でもかなり少数派かもしれません。
新マーケットの魔術師―米トップトレーダーたちが語る成功の秘密 (ウィザード・ブックシリーズ)に紹介されているように100%感覚のみというトレーダーも実在するようです。
さて、いわゆる「感覚」というと2種類あります。
「ヤマカン」と「明確な基準のある感覚」です。
裁量トレード(絶対相場観トレード)に用いる感覚は、もちろん単なるヤマカンではありません。
この「感覚」の表現は難しいのですが、確かに自身の中にはっきりとした感覚の基準があって、それをトレードの判断材料にしているわけです。
はっきりとした基準といっても数値で表せるものでは無いので、他人とは共有できません。
裁量トレーダーさんがその技術を人に伝える(教える)ことができないのは、そういう理由があります。
裁量トレードの教科書(書籍や情報商材)にもテクニカルの見方とか、ファンダメンタルの考え方などは書かれています。
しかし、この感覚だけは表現が難しく、感覚(相場観)の修得方法が書かれている教科書はいまだ見たことがありません。
いま、その相場観の修得方法を具体的な表現で解説してみようという試みをしています。
うまくいったら公表させていただこうと考えています。