チャートパターンの信用性
チャートパターンの信用性
テクニカル分析にはチャートパターンの解析が必須だと思いますが、実は、このチャートパターンには信用できるというデータは無いんですよね。
それがファンダメンタル派やテクニカル否定派の言い分ともなっています。
でもチャートパターンの的中率ってじつは正確な値を出すのは難しいんです。
1000例、10000例程度なら検証も容易でしょうが、そういう少ない検証例では結果にばらつきがでます。
つまり、当てにならない。
ほとんど無限に近い検証例で統計をとってそれで初めて正しい勝率がでます。
しかし実際にそんな数の検証をすること自体も困難です。
つまりチャートパターンは有効かどうかは分からない、というのが本当のところではないでしょうか。
で、いまだにテクニカル分析の有効性について議論され続けている。
ただ、一つ正しいと言われていることは、多くの有効だと言われているチャートパターンは多くの人に認識されればされるほど、有効性を失ってくということです。
なぜかといえば、例えばあるチャートパターンが有効だと認識されます。
それを多くのトレーダーが一斉に用いたらその瞬間、相場は大きく変動します。
その時点でそのチャートパターンは崩れるわけです。
でもそれで崩れたからといって手を出さなければ、そのチャートパターンはまた復活しますよね。
そこで、やはりこのチャートパターンに当てはまっているじゃないか!ということになるんです。
そして、その繰り返し(笑)。
それらをその場その場で適応させて、上手に利用(相手の心理状態を逆手にとって)できるのが勝てる裁量トレーダーなんでしょうね。
さて、本日のドル円です。
気の流れは上向きのようなので、ロングしてみます。
利確目標は10pipsです。
結果はのちほど。
結果です。
きわどかったですが、想定内です。
昨日の失敗もありますから慎重に。