FX(外国為替証拠金取引)とは(1)
FX(外国為替証拠金取引)とは(1)
いまさらなんで、こんな説明をするのか?ということですが、
FXに対しての考え方は人それぞれだからだと思ったからです。
それで、少し私なりの考え方を述べさせていただきたいと思いました。
トレードを危険なギャンブルだととらえている方もいるでしょう。
しかし、私は知的で緻密な推理ゲームだと思って楽しんでいます。
やり方、取り組み方で変わってくるのだと思っています。
さて、FXとはの超基本的な解説をさせていただきたいと思います。知っている方はスルーしてください。
何回かに分けて説明させていただこうと考えています。
まず今回(1回目)はFXって何?ということをざっくり考えてみたいと思います。
FXで儲ける、稼ぐとはどういうことか?
FXでは違う国どうしの通貨をやり取りします。
たとえば1ドル100円のときに10ドル買ったとします。
購入金額は1000円ですね。
それが1ドル120円になったときに売ります。すると1200円になります。
その差額200円が儲けです。
ただし、通貨のやりとりは儲けるためのトレードがすべてではありません。身近なところでは海外旅行でのエクスチェンジ、大きなところでは企業や国家どうしのやりとりなど通貨のやり取りそのもので利益を出すことを目的としていないトレードも多々あります。
ですから、巨大ヘッジファンドがレートの操作をしているとか、ゼロサムゲームだとか、いろいろ言われていますが、そんな単純なものではないと思います。
ところでFXにおける通貨の取引単位はpips(ピプス)という単位で表現されます。
1pipsはその国の通貨の最小単位になります。日本円だと1pipsは1銭、100pipsで1円です。
つまり110pips上昇した場合は1円10銭上昇したということです。
これらの取引は国内外のFX取引業者を介して行います。
それには取引手数料が必要ですが、それは取引手数料とは言わず「スプレッド」と言われています。
ただ、このスプレッドは取引業者、取引通貨、さらに取引時間帯によって変動します。
では、できるだけスプレッドの安い業者が良いのか、と思われるかもしれませんが、約定力などを含めた総合力で判断しなければなりません。
※このあたりネットでの評判、書き込みはあまりあてになりません。アフィリエイト狙いや、負けた腹いせなどでみなさん好き勝手なことを言われているからです。
たとえば、私の使わせていただいているFX業者さんですが、ネットの書き込みと違いストップ狩りなどは感じたことはありません。
さて、FXは怖い、ギャンブルだというイメージを持たれている方も多いかと思いまが、実際その通りです(笑)。
FXはある意味、ギャンブルだと言えます。しかしそれはなんの準備もせず、一発狙いのやみくもなトレードをした場合です。
FXを単なるギャンブルにするか、知的ゲームにするかは自分次第だと思っています。
FXで破産した人も多いのでは?とも言われますが、今はゼロカットシステムを取り入れている業者もあり、余裕資金でトレードをする限りにおいては借金や破産などはあり得ません。
※ゼロカットシステムとは最初に預け入れた証拠金以上のマイナスになったら自動的に強制決済して、それ以上の損失をださないシステムです。
FXは怖い、というイメージを持たれている方、ある意味正しいのでしょうが、昔と違って取引に関する法的整備もなされてきて、以前のような極端なリスクはありません。
しかしリスクのない投資もまたありえません。
さて、今後もFXとは、という基本的な解説を少しずつさせていただこうと考えています。
よろしくお願いいたします。